中京競馬場・ダート1800mコースの3大特徴

 

中京競馬場・ダート1800mコースの特徴と傾向をまとめました。

予想の参考にどうぞ。

 

G2東海ステークス(1月)

G1チャンピオンズカップ(11月後半)

レコードタイム11分47.6秒「スマハマ」 名鉄杯

最初のコーナーまでの距離約292m

スタート直後上り~平坦

ゴール前の直線410.7m

ゴール前上り~平坦

コース特徴先行有利


 

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    中京競馬場ダート2200mの3大特徴

    起伏が激しくタフなのに、傾斜によって先行有利なコースです。

    なぜ先行有利なのか?コース形状を元に説明します。

    内側に向けて傾斜している

    本コースの最大の特徴、内側への傾斜について説明します。

    本来、競走馬はスピードに乗った状態でカーブを曲がろうとすると外へと降られてしまい、スタミナを大きく消耗するか、もしくは踏ん張る必要がありスピードダウンしてしまいます。

    しかし中京ダートは内傾斜があるため、馬が踏ん張りやすくスピードに乗った状態でも簡単に4コーナーを回ってこれる特徴があります。

    このため、前々競馬でスタミナを使ってしまった先行勢であっても、ゴール前に設置されている急な上り坂を勢いで駆け上がることができます。

    ゴール前の急な上り坂

    最後の直線部分に中京名物2mの急阪が待ち構えています。

    ただし、上で説明した通りスピードに乗ったまま駆け上がることができるため、中山のようにパワーをそこまで必要としないのが特徴。

    パワー不足の先行勢が好走しやすい一つの要因です。

    スパイラルカーブ

    3~4コーナーではスパイラルカーブが採用されています。

    さらに3コーナー進入手前を最高到達地点として、ゴール前の坂までいっきに下るコース形態。

    しかし、これもまた出口部分から内傾斜となっているため、言うほど外に振られずスピードに乗ったままカーブを曲がることができます。

    中京競馬場・ダート1800mの傾向

    分析項目
    1. 1番人気信頼度
    2. 枠順の有利不利
    3. 脚質傾向
    4. 馬体重
    5. 騎手

    ※過去10年データ参照

     

    1番人気の信頼度

    1番人気の信頼度はやや高めですが、2桁人気の馬も好走してきます。

    小波乱~中波乱傾向のコースと言えるでしょう。

    枠順傾向

    中間枠がやや有利ですが、全体的にはフラット。

    内~中間枠に入った先行馬、外枠なら差し馬が狙い目です。

    脚質傾向

    基本は先行有利ですが、マクリが決まりやすいコースです。

    早仕掛けが得意な騎手には要注意。

    馬体重データ

    基本は中京名物2mの急阪を上り切るためのパワーが必要、大型馬にやや有利なコースです。

    ただし、スピードを活かした競馬をするならパワー不足の小型馬にもチャンスあり。

    展開次第で馬格による有利不利は軽減されます。

    騎手データ

    • 西村騎手、勝率9.7%、単勝回収率194
    • 加藤騎手、勝率11.2%、単勝回収率194

    両2騎手は本コースを得意としています。

    まとめ

    最後に中京ダート1800mの特徴をまとめると

    1. 内側傾斜のため、スピードに乗ったまま4コーナーを通過できる
    2. 3~4コーナーはスパイラルカーブ、一気に下り一気に上がるコース
    3. 先行有利だがマクリも決まりやすい
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