2023年7月9日(日曜)

福島4R

3歳未勝利 ダート1700m

 

・予想時の所感

本レースは福島ダート1700mということでシニミニ産駒が猛威を振るっているコースです。基本的に米国血統を狙いたい、そんなコースですが今回は14番ベルウッドムサシ(シニミニ産駒)にデムーロ騎手が騎乗し1番人気1.9倍。

 

せめて2枠3枠に構えているなら外から他馬が被せてきて力発揮できず、悪ければ飛びなんてこともあり得そうですが、今回は8枠ということで、まず飛ぶことはないだろうと予想しました。

 

実際3着となったのですが、予想段階では

「的中したとしても配当が付かないレース」

と予想しサラッと見送りったレースです。

 

結果は単勝326倍13番人気のボールドトップが2番手追走から勝ち馬。馬単62万180円、3連単227万5,680円となりました。

 

こんなレースの馬券をビシッと取ってみたいですね!

ということで、レース回顧を行っていきます。

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レース回顧

8番タズリングダンスが鼻を切り(前走15-15-15着)、横の9番ボールドトップ(前走11-12-10着)が続き2番手、さらに1頭横の10番モイスチャーが3番手となった。スタートから1、2コーナーまでの展開を見る限り、団野騎手(8番)が押してみたら楽々前に出れた印象をうける。9番、10番は強く押したというより、スムーズに出てみれば8番が前に行くもんだから付いていったら先行できちゃったように見える。強めに押していたのは4番フレンドリーサンだがこれは先行力が足りない可能性があるだろう。つまり、ほとんど先行争いはされず隊列が決まったように思える。1番人気ベルウッドムサシは前で脚を使わされ追い上げ見せるも3着。道中で捲ってくる馬がいるかと思ったが特に見当たらなかった。逃げ馬2頭、直線向いて5馬身差、展開を味方に付けた9番が一つ順位を上げ決着となった。

1着ボールドトップの走り

上でも書き残したように楽な展開で2番手追走できたのが大きいと考える。そのため今回限りの好走かもしれない。1勝クラスへ上がればダート1700mであっても先行争いが厳しくなるためである。

2着となったタズリングダンスもだが『後ろで控えていた馬が前に行く』とここまで美味しいのか!?と改め思わされた。なんとかしてこんな馬を見つけたいものだ。

反省1

1番人気のベルウッドムサシはレース動画を見返してみてもスタートから悪い点はそれほどみられない、つまりそれなりに走っての3着と考える。多少デムちゃんがやる気無かったようにも見えるが、、、

8枠に構え、大きな不利も見当たらないのだからそれなりに走ったモノとして考えると、外国人騎手×福島ダート1700(シニミニ産駒黄金コース)×最高の8枠ということで、ヒドイ過剰人気になっていたのは間違いないだろう。

 

つまり、1番人気1.9倍を見た瞬間予想することを緩めてしまったが、過剰人気の1番人気が飛ぶからこそ配当が付くのであって、今回なんて3着で馬単62万、3連単も200万越え、『過剰人気の馬がいるレースこそ狙い目』と改め心したい。

反省2

よくよく出走表を見返してみれば先行馬が少ないことに気づいた。

つまり前に行こうと思えば10番モイスチャー、14番ベルウットムサシを抑え内枠に構えた馬が前に出れるレースと言えるだろう。

だからと言ってどの馬が前に行くは予想段階では不明だが、先行馬が少なく、それも外目に構えたダート戦(芝もそうかもしれない)の場合、押して前に出そうな馬は穴馬に繋がるかもしれない。

おそらく先行馬が均等に配置されている場合、先行争いで脚を使ってしまうためより厳しくなる。

まとめ

まとめ
  • 1番人気2.0倍以下=過剰人気 ➡︎ むしろチャンス
  • 控えてた馬が前へ、こんな馬を見つけたい!(願望)
  • 先行馬が少ない場合、迷わずかっ飛ばしそうな騎手を探すべし
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