
中山芝1200mコースの特徴と傾向、狙い目を紹介します。
予想の参考にどうぞ。
※競馬ソフトTARGET frontier JV(ターゲット)にてデータ集計。ターゲットの詳細はこちら
中山競馬場・芝1200mコースの特徴
- 高低差約5.3m。スタートから下り坂が続きハイペースになりがちですなコースです。特に夏場のエアレーション作業後、9月開催はとにかくハイペースになりがちで、トップスピード重視の馬を狙うとヒットしやすい。
- やや内枠有利な傾向ですが、そこまで気にする必要もないほど。
- 先行争いが長引くと3コーナーまでペースが緩まないこともあるが、勢いに任せそのまま急坂を駆け上がるパワータイプ(米血統など)の馬に注意したい。
基本情報
重賞レース |
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年間レース数 | 36レース前後 |
レコードタイム
※2021年レコード更新! |
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最高3連単 |
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1番人気 | 勝率34.4%、連対率50.9%、複勝率63.7% |
好走血統 | 米国型、父ロードカナロア×母父米国に注目 |
ペース | ハイペース傾向大 |
枠 | やや内有利 |
馬場の特徴 | 近年は軽い状態が多く高速馬場傾向がみられる |
決着 | 前有利 |
中山芝1200mの傾向を徹底分析
枠傾向
全体的にフラットであるものの、6枠のみ好走率が高く注意したい枠である。また9月開催と1月開催で傾向が変わるため頭に入れておきたい。(厳密には内が荒れているか荒れていないかで変わってくる)
内枠有利の傾向がやや強い。
中間枠〜外枠有利な傾向に変わる。
ポイント
- 開催時期で内外やや強めの傾向変化が見られる
- 9月開催は内枠前々
- 1〜3月は外差しを意識
脚質傾向
後方に構え抜け出るのは難しく先行馬が有利なコース。ただしこちらも開催時期(馬場状態)には注意したいところが多く、9月開催と3月開催の傾向をまとめた。
後方が届かない。
逃げ馬の成績が低下し後方も届くようになる。
ポイント
- 9月開催は素直に先行タイプ
- 1〜4月開催は差し馬まで十分狙える
1番人気の傾向
1番人気【勝率33.5%、複勝率61.7%】と並みの信頼度。いくつか気になるデータを発見したのでここにまとめる。
秋のG1スプリンターズステークス、新馬戦は1番人気を買うだけ儲かる。
4月開催では若干成績を落としているが、全体的にそこまで大きな開きはない。中山芝1200mの1人気は安定してると言える。
ポイント
- 信頼度は開催期間関係なく並程度
- 新馬戦、スプリンターズSの好走率が高い
騎手分析
中山芝1200mで大幅に成績を上げている騎手は【ルメール、デムーロ、川田、横山(武)、和田、石橋】騎手だ。また注目したいのは田中勝春騎手、成績を落としているにも関わららず回収率は100%を超え、人気薄での好走傾向がみられる。
また我らがルメール騎手に焦点を当て集計したところ、新馬戦で信頼度100%である。このデータはここだけの話にしてくれ。
また藤田奈々子騎手に焦点を当て集計したところ、中断〜後方に構える傾向が強いことがわかった。ただし買える内容ではなく、今後に期待が持てる。
ポイント
- 田中勝春騎手の爆走に注意
- ルーメルは中山芝1200mを得意としている
- 菜々ちゃんを狙うには厳しいコース
血統傾向
出走回数が多く注目されるのはスプリント適正の高いダイワメジャー産駒だが、コース適正が高いのはミスプロ系米国型血統。ただしロードカナロア産駒は人気になりすぎるため回収率は低め。また期待値が高いのが欧州×米国型など。スタミナに加えトップスピードの出せるタイプを狙いたい。ダンジング系ハービンジャー産駒は積極的に狙いたい1頭。
積極的に狙いたい産駒
- ハービンジャー
- ヴィクトワールピサ
- モンテロッソ
敬遠したい産駒
- ステイゴールド【0-1-1-30/32】
- ヘニーヒューズ【0-1-0-14/15】
- キンシャサノキセキ【7-12-11-99/129】
まとめ
ハイペース傾向が強く開催時期で傾向が変わる。基本は先行タイプが有利だが穴を開けるのは差し馬。ハイペースで走りながら急坂を登れるパワーとスタミナを持つ馬に期待したいコース。
狙い目
ダイワメジャー産駒に人気が集まったレースの逆を狙うと高配当が取れる。