
東京ダート1400mの特徴・傾向をまとめました。
先行勢が有利なコースですが、ゴール前に2mの上り坂があるためタフな戦いになるレースもチラホラ見られます。
年間レース数 | 30.2R |
脚質 | 先行 |
有利な枠 | フラット |
重賞レース | G3根岸ステークス(2月) |
レコードタイム | 1分16.1秒 サトノファンタシー |
東京競馬場ダート1400mの特徴
- 最初のコーナーまで約440m
- スタート直後から200mの緩やかな下り坂(ペースが流れやすい)
- 最後の直線520mとJRA最長
- 残り500〜200mまで2mの急坂
- 他のダートコースに比べて角度が緩い
先行争いが激しくなりがち!
最初のコーナーまで約440mと十分な長さである上、スタート直後から下り坂であるため先行争いは激化傾向です。そのため先行したいと考える馬がどれほどいるか?はチェックするべきでしょう。本コースの基本は前々で走る馬を狙うことですが、先行タイプが多いレースでは飛ばし過ぎによるスタミナ消耗、末脚タイプのごぼう抜きレースが多々見受けられます。特に下級条件で先行勢総崩れとなる場合が多いので注意しましょう。
枠順は?
1コーナー1番手で回りたい本コースですが、1枠1番だからと言って逃げやすくなることはありません。最初のコーナーまで440mと十分な長さがあるためです。内枠がやや有利と考える程度で十分でしょう。
カーブが緩い
東京ダートのコーナーは他ダートコースと比べるとかなり緩めです。そのため内内をまわる馬もスピードを維持しながら通過することができ、1番手を行く逃げ馬はもちろんですが、内で脚を溜め最後の直線で外に出す差しも多く決まります。ただし前に馬群がいるため騎手の力量を考え馬券を組み立てるべきでしょう。
東京ダート1400m傾向データ
- 1番人気信頼度
- オッズ傾向
- クラス別傾向
- 脚質傾向
- 馬場傾向
1番人気の勝率
データ元 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
東京ダート1400m | 33.5% | 65.4% | 81 | 86 |
東京ダート | 33.8% | 66.5% | 79 | 86 |
JRAダート | 35.5% | 66.4% | 83 | 85 |
JRAダート1400m | 30.7% | 63.2% | 74 | 82 |
JRA全体平均 | 32.8% | 64.5% | 77 | 83 |
勝率33.5%、単勝回収率81%と1番人気としては並の信頼度ですが、ダート1400mとしては優秀なコースです。
オッズ成績
狙い目は3.0倍〜3.9倍台の1番人気。
平均値より大幅に成績を伸ばしており、単馬狙いでも勝負になる数値です。
クラス別成績
狙い目は「重賞クラス」と「新馬〜未勝利の3着内」。
年に一度だけ開催される根岸ステークス(G3)では1人気を外さないのが得策です。
脚質別成績
狙い目は逃げ馬.....あたりまえです。
特段目だったデータがないため、脚質からは判断がつきにくい。
馬場状態成績
狙い目は特になし。
良〜重馬場まで満遍なく走り、不良馬場では割り引きも必要です。